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2000年11月例会
開催月日 11月22日(水)

開催市町

出石町
テーマ お花びらさん 
講師

長尾家次(出石神社宮司)

場所 出石神社 出石町宮内
参加者 和田・島垣・中田・浜野・木村・中尾・宮田・西村r・高石・椿野・守山・友田・粂井・太田・湊崎・池口・衣川・伊藤・能登・島垣
担当 太田 伊藤


■ 出石神社
別名一宮(いっきゅう)さんの名称で親しまれている出石神社は、天日槍命の大御霊を斎祀していることで有名で、天日槍命については、 日本書紀や古事記に散見することができる。また、神社には約300坪の足を踏み入れると厄を被るといわれる「禁足地」がある。毎年5 月5日の節句の日に男の子の産まれた家に幟をまわしてまわる「幟まわし」というまつりもある。


■ 御年花祭(おはなびらまつり)・概略
毎年11月23日に花びらのように薄く丸い餅を参拝者にまく行事。その餅は災いを除くといわれ、昔は、それをすぐには食べず「旅立ちの時」 や「病気を被った時」に食べるものとされていた。準備から餅つき、お花びらづくりまですべて男手で行う。いつの頃から行われていたのかは不明。
 

 御年花祭(おはなびらまつり)前夜
まつりの前日夕方までに、うす、きね、釜の準備、米洗い等餅つきの準備が行われる。その後、18時から出石神社本堂横の建物内で厳かに神秘的に 日本太古の発火法で浄火が熾され、お花びらづくりが始まる。息子様に見守られながら宮司様が約15分、黙々と木と木をすり合わせ火を熾す。天気 により火が熾る時間も変わるらしい。火が熾ればあっという間に釜戸に火が入り準備完了。後は、氏子達が集まるのを待つばかり。
19時頃、斎戒沐浴した氏子達約15名が神社に集まりお祓いを受け清められた後、お花びら作りが始まる。米を蒸す係り、米を搗く係り、お餅をお 花びらにする係り。その役割分担・仕事の流れは見事なまでにスムーズで手際がよい。搗き上がったお餅を一人の者が拳の一回り小さいくらいの大き さにちぎり、お餅を平べったくする係り(お花びらにする係り)8名に投げる。そして、テンポよく直径約12〜14センチくらいの大きさのお花び らができていく。初めの2うす分は神殿へ奉献され、3うす目分から翌日の餅まきに使用される。
 

■ 御年花祭(おはなびらまつり)
当日は午前11時から雅楽の演奏があり、12時前になると地元の人たち約40〜50名が続々と神社に集まり始まる。12時になると「わあ〜」という 歓声と共に神社の境内からひらひらと餅がまかれる。その様はまさしく花びらが舞うようで優美なものである。

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