| 開催月日 | 11月24日(土) | 開催市町 |
日高町 |
| テーマ | ファインダーの狩人 | ||
| 講師 | 安岡 政則 |
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| 場所 | シャレーマロニエ(道の駅 神鍋高原) | ||
| 参加者 | 池口・伊藤・岩本・太田・衣川・木村(尚)・木村(昌)・高石・戸田・中田(一)・中田(孝)・中安・西躰・能登・浜野・藤原(次)・藤原(博)・細見・吉盛 会員外1名 | ||
| 担当 | 細見・伊藤・木村・戸田・中田・中安・藤原h | ||
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【講師プロフィール】 1954年日高町佐田に生まれ、以来同地に居住する。写真に限らず「とる」のが好き。 写真を通じて、小さい頃から持っている「きれいなものを捕まえて手元におきたい気持ち」を 実現している。 ■ 写真を取り始めた動機など 物心ついたときから祖父の野良仕事についていき、虫や魚がおもちゃ、その辺に生えている草がおやつという幼年時代。成長に連れて、虫、魚から鳥へ、捕らえるものが広がっていき、一時は部屋中、鳥カゴだらけに。高校時代に信心深い母親が病気になり、捕るのをやめてくれと諭され、捕る→撮るに転向。20代後半から鳥の写真に熱中する。 休日や通勤時に見かけた鳥を撮影していたが、夜に山へ上がり始めるようになり、夜活動するものや鳴くものなど、普段見慣れないものに触れる。写真を撮らなくても自然の中に身を置く楽しみを見つける。 この頃から、カメラ機材の充実に伴って、鳥の写真は暇とお金があれば誰でも撮れる時代になり、一時嫌気がさす。そのうち、他人には撮れない夜の動物の写真を撮ろうと、4〜5年前から取り組むようになった。近所付き合いなど、家族に一切任せているからこそできる趣味。 ■ 撮るための道具、工夫など ・安全かつ横着に。 ・餌付け 11月中〜下旬から餌を置くと、正月過ぎ頃から写真を撮らせてくれる動物が出てくる。猟師のような気分である。餌はドライのドッグフードや鶏がら。こんもりした山を利用し、餌が写真に写らないようにしている。基本的に休日のみの撮影なので、餌付けのできない動物を待って撮ることは難しい。餌が大きすぎると、持って帰って食べてしまうので、その場で食べるギリギリの大きさの餌を置いている。 ・センサー ケモノが通りそうなところにセンサーを設置する。通りそうな場所は、子供の頃から生き物を捕っていた経験でだいたいわかる。センサーを使ったり、手で撮影したり。センサーを使う場合は、反応してからシャッターが切れるまでタイムラグがあり、動物によってはその間に数十センチ移動する。そのため、道具のクセを知る必要がある。コウモリの場合、1/1000秒のシャッタースピードでも静止しないため、ストロボの光の長さを1/4000秒にするなどして調整している。 ・ストロボ 目が光らないように4か所ほど設置する。ただし、鹿はどこから照らしても目が光ってしまうので、撮影できない。 ・体力勝負 ストロボや足場、センサーの設置など、体力勝負なので、アシスタントと一緒に作業している。セットした後、実は少し離れた車で待機し、車中から撮っている。 ■ 近況 遠くに出かけなくても、但馬には自然がいっぱい残っている。すぐ身近にある、たえず見えるものをいつも気にかけていると、花も虫も草も、何がいつ頃出てくるかわかってくる。最近は、身近な生き物をデジカメで撮って日誌風、図鑑風にまとめている。キノコや昆虫など、昔やっていた昆虫採取のようにまとめることができて楽しい。 ■ 自然について 田んぼの区画が大きく(あぜが少なく)なり、水路も整備されて、生き物が住みにくい環境になっている。山も、国定公園内に山林開発のための林道ができている。小さな林道などは作ったまま管理されず元の山よりもひどくなっている。気楽に山に上がれるメリットを自分も享受しているが、騒音などで林道のまわりに動物が近寄らなくなった。お互い迷惑をかけている立場だが、譲り合って楽しむ姿勢が必要なのでは。タヌキなどは餌が豊富な里に慣れ、里から離れなくなっているような気がする。 ■ 見せていただいた写真 ノビタキ、トラフズク、コミミズク、コホオアカ、タカブシギ、キレンジャク、ヒレンジャク、ハシビロガモ、ケアシノスリ、タヌキ、キツネ、テン、キクガシラコウモリ |