ホーム > 例会報告 > このページ


2003年10月例会
開催月日 10月18日(土)

開催市町

大屋町
テーマ 秋あかね舞う氷ノ山
講師 中尾 亮(山遊会会員)
場所 氷ノ山
参加者 島垣 中田 能登 栃尾 浜野 成田 高石 木村尚 西躰 木村昌 衣川 講師助手2名 会員外5名
担当 島垣 衣川 戸田


■ 氷ノ山について
兵庫県の最高峰・氷ノ山(1510m)は兵庫の屋根と呼ばれ、関宮・大屋・美方 ・波賀・若桜町にまたがっている。 氷ノ山は約200〜100万年前に噴出した火山岩(溶岩)からできており、その後の風化、浸食作用によって現在の 形になったと考えられている。 特徴は標高が1500m余りなのに、山頂付近の湿地や岩場には氷河時代の植物が 現在も生き残り、ブナの原生林もある。国の天然記念物に指定されているイヌワシも 生息。氷ノ山・後山・那岐山国定公園に指定されている。

■ 当日記録
青空が広がった10月18日、日頃のおこないの良さを実感しながら大屋町役場へ 集合。そこから車に分乗して大段ケ 平(おおだんがなる)駐車場まで一気に登る。ここで、講師である中尾さんより登山の心得、注意事項などを聞く。はるか氷ノ山の山 頂を望みながら、みんな意気揚々である。山は色づき始めており、朝日をあびて輝いていた。

いざ、出発。登山道へ足を踏み入れる。落ち葉を敷き詰めた道には、大きなどんぐりがたくさん落ちていた。最初は おしゃべりに花が咲いていたが、だんだん言葉少な くなり、息があがってきた。道も急になっていく。イシマザサが多く なってきた。
途中に避難小屋にて休憩。中はたき火が出きるようになっていて、毛布も常備されていた。外から2階へ階段をあがると 展望が開ける。一段ごとに視界が変化するのに驚いた。遠く山々を望むことができる。 ブナ林を抜け、神戸大ヒュッテにて休憩。湧き水が出ているので、のどの乾きを潤そう。ここで関宮から登ってくる道と合流する。

もう少し行くと、「古千本・千本杉の湿生」の標柱あり。アシウスギの古木の天然林があり、亜高山性の湿生植物が多く 自生している。途中、景色の良いシャッターポ イントありと教えていただき、道を少しそれる。そこからは鉢伏高原が一 望でき、すがすがしい気分になった。真っ赤に色づいたナナカマド、秋を満喫。更に山頂に近づ くと「古生沼」の標柱。 古生沼は頂上から南東約130mにある亜高山性の湿地で、貴重な植物が多く自生している。実際に見に行ったが、湿地ではなくなってしまっていた。チシマザサの中を歩き、山頂へ到着。
するとそこにはたくさんの人々がお弁当を広げていた。別世界へ抜け出たような不思議な気分。昼食を取る。冷たいビールが突如、目の前に現れ、乾いたノドを潤した。最高!の気分をありがとうございました。 魔法を見せていただいた島垣 さんに感謝。山頂のトイレが水洗になっていたのも驚いた。山頂は気温がかなり低く、動いていないせいもあるだろうが寒かった。ひと口のウイスキーは体を温めるのに有効。
 

帰りは、別ルートより下山する。少し行くと千年キャラボクがり、道を少し入って見学する。キャラボクは太い幹がねじ れたようにからまり、大木を支えていた。 下山はかなりのハイペース。後を振り返って見るとさきほどまでいた山頂小屋が小さく見え、ブナ林の紅葉が美しく風に揺 れている。しかし、だんだん雲行きがあやし くなってきて、先ほどまで青空だった空が雲で覆われていく。さすが山の天気 だと実感。途中、展望台があり休憩する。
お天気があやしくなる中、先を急ぐ。「仙人門」という木でできた自然の門をくぐり抜ける。ポツリ、ポツリと雨が降り出 したが、すぐにやみ、どうにか天気は最後までもってくれた。登山道から舗装された林道へ出た。波賀町からもと来た大屋町へと歩く。紅葉した山々を眺めながら歩いた。途中、滝も見学。全行程約10km。よく歩いた!

■ 雑感
久しぶりの氷ノ山。空気がおいしく、紅葉は素晴らしく、いい汗をかいたな〜と実感する充実した1日でした。日常の雑念 を捨て去り、ストレス解消にもってこい。ふだんの運動不足の解消にもなったでしょうか。季節を氷ノ山で味わえてよかったです。

ホーム > 例会報告 > このページ