1994年6月例会

開催月日 6月25日(土)

開催市町

日高町
テーマ 「但馬のルーツを探る旅」に参加して
講 師 中田裕美子
場 所 神鍋ブルーリッジホテル
参加者 島垣、浜野、和田、池口、中田、戸田、丸山、細見、太田、友田、宮田、石田、中尾、藤原次、木村、高石、湊崎
担 当 湊崎 宮田

■ 「但馬古代文化のルーツを探る」旅とは?
但馬・理想の都の祭典イベントにひとつとして平成6年4月に行われた。(7日間)旅の目的は、日本海沿岸の古代遺跡や韓国・伽耶地方の古代遺跡を探訪し、検証することによって但馬のルーツを探り、環日本海経済文化交流の形成を促すこと。

■ 旅の編成は?
森浩一氏(同志社大学教授)を団長、門田誠一氏(同志社埋蔵文化財委員会主任)をアドバイザーとし、但馬一円から50余名の考古学、古代史、文化財に関心を持つ一般参加者で編成。

■ 探訪個所は?
 ・慶州地方の古墳群(韓国・慶尚北道)
 ・伽耶地方の古代遺跡(韓国・慶尚南道)
 ・吉野ケ里遺跡とその周辺(佐賀県三田川町)
 ・宮地嶽古墳とその周辺(福岡県宗像郡津屋崎町)
 ・土居ヶ浜遺跡とその周辺(山口県豊浦郡豊北町)
 ・荒神谷遺跡とその周辺(島根県簸川郡斐川町)
 ・上淀廃寺とその周辺(鳥取県西伯郡淀江町)

■ 参加した理由と感想
・自分がどこにいるのか?どちらを向いて進んでいるのか?それを複眼で見る方法を身に付けるために参加した。

・きっかけは、平成2年8月の但馬学の例会で聞いた瀬戸谷氏(郷土史家)の話。暗くて保守的な但馬の印象を変えてくれた。何千年も前に縄文人や弥生人がこの豊かな自然の中を掛け目回っている姿を思い浮かべると、この辺りが全く違って見えてきた。

・距離感や時間の感覚は体験しないと解らない。韓国の著名な考古学者の方と懇談できたこと、さらに、美しい日本語と豊かな知識でガイドをしてくれた知的で自立心の強い韓国の女性に出会えたこと、など、とても印象深い。

・この旅は、弥生から古代国家成立期の但馬のルーツと言うより、日本のルーツを探る旅だという思いがしてきた。それを、これからの日本の将来像にどう結び付けていくかが課題です。