1995年10月例会

開催月日 10月28日(土)

開催市町

日高町
テーマ 虫と人と自然
講 師 守本陸也氏(養父町・農学博士・蜂の専門家)
場 所 ほたるの館(養父町奥米地)
担 当 西村

■ 江戸人と自然
自然を破壊する生物は人間だけ。農業・牧畜が森を壊し、人口が爆発的に増加した。
「名もない草」はない。自然とかかわりを持たない人の言い草だ。自然は風景としてながめる存在ではないと思っている。

■ 自然の営みを知る
棲み分け
自分たちが棲みやすいように環境を使い分ける。早くから出現したウツギノヒメハナバチはうつぎだけにつく(占拠できる)、ハバチはこけにつく。後から出現したハエやアブはどんな花でも行く。
食物連鎖  
少数の卵を生み大事に育てる、大量に卵を生み少数が生き残る(餌になって)、どちらが進化するとは言えないが、いずれも種族保存の方法。ライオンやイヌワシと同様に人間も食物ピラミッドの頂点にいるが、とてもわがままだ。人間がかかわってくると、頂点にいる生物も絶滅しやすい。例えばコウノトリ。
セイタカアワダチソウ
最後に地球上に現れた植物の一つで、ほかの植物を枯らす成分を根から出す。
生きている川  瀬と渕がセットになって魚が生きる。

■ ヤマメとアマゴ
ヤマメ  桜の咲くころ上ってくるサクラマスの陸封魚。日本海側の川に棲む。
アマゴ  サツキの咲くころ上ってくるサツキマスの陸封魚。瀬戸内・太平洋側の川に棲む。
      マスとつくが、いずれもサケの仲間

講師プロフール 守本陸也氏  1925年養父町生まれ、九州大学農学部卒。
           武田薬品研究所で、生物農薬(天敵)を研究。
           ハチ博士として知られ、NHKラジオ「小さな昆虫記」などにレギュラー出演
           退職後郷里に帰り、研究成果を生かして活躍