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2000年3月例会
開催月日 3月25日(土)

開催市町

朝来町
テーマ 黒大豆みそを世界に発信
講師

椿野まさ子 有限会社朝来農産物加工所代表取締役

場所 有限会社朝来農産物加工所 
参加者 中田.島垣.栃尾.細見.住吉.浜野.宮田.和田.太田.藤原次.湊崎.丸山.池口.田中.友田.中尾
担当 池口、湊崎


■ 黒大豆入りみそ作りについての経過と「椿野語録」
 昭和56年 朝来町の生活改善グループ(お茶、岩津ねぎ、立野、伊由市場等)のメンバ
ーが集まって、朝来町農産加工グループを発足させた。転作田を借りて大豆を栽培しみそ加工にとりくむ。昭和57年 朝来町農産加工所(72平方メートル17トン規模)完成。特産品として栽
培を始めていた黒大豆を入れたみそを開発、試作開始。町内委託加工。 0.4トン仕込み。
 

■ 「2〜3割自治の町に迷惑はかけられん」
昭和58年 60歳を越えると借金は出来ないので町長名義で銀行より150万円借り入れ。
      商品化にとりくむ。朝市で販売。5トン仕込み。
      「借金が薬で、はちまきして働きました。」
昭和59年 熟成倉庫(16平方メートル)の増設。はったいあめの商品化。
       ゆうパック販売開始。みそ7トン仕込み。
      「全てのお金は通帳から出し入れ。」
昭和60年 イベント販売開始。13トン仕込み。
      「新しいものを買わず何でもお古をもろうてここまでやってきました。
昭和61年 15トン仕込み
      「味噌を売るためならどこへでも飛んで行きます。」
昭和62年 規模拡大に伴い雑排水施設の充実 20トン仕込み
      「年中仕込み、年中出荷。味噌造りの常識を破って。」
昭和63年 熟成倉庫(20平方メートル)の増設。21トン仕込み
平成 元年 贈答用販売開始。23トン仕込み
平成 2年 農産物加工処理施設着工。旧加工施設を熟成倉庫に。町商工会に加盟。
      他用途利用米の許可。23トン仕込み。村おこしセンターに出荷
      「みそに心を添えて送る」
平成 3年 農産物加工処理施設(208.7平方メートル)役場東に完成40トン仕込み。
      「味噌加工の疑問点は埃よけの紙蓋に書いて熟成後研究する」
平成 4年 50トン仕込み
平成 5年 兵庫県農業賞受賞 50トン仕込み
平成 6年 50トン仕込み 国税局より調査があり書類、通帳を見てもらったところ580万円の
      追徴あり。これまでの貯金はからっぽ。
      「悩んでみたところでどうににもならん。」
平成 7年 国税局の指導のもとに、8人で資本金300万円の有限会社「朝来農産物加工所」設立
      社長に椿野さん。50トン仕込み。
平成 8年 会社の成績好調。税金を納める。
平成12年 テレビ撮影 フランスに発信。
      社長は80歳を越えてなお積極的に取り組む姿勢を保っている。
     「センキ(腰痛と何もしないこと)になったらおしまいや」

■ 味噌加工工程
米を洗って水に浸ける→蒸して麹菌を混ぜる→発酵機で2日間かけて麹をつくる→
大豆を洗い水に浸ける。→やわらかく煮る→ミンチでつぶす→塩、麹、大豆を混ぜ合わせオケに仕込む→熟成1年

■ ふるさと産品生産品
三五八(こうじ)漬けの素、はったい飴、味のふきよせ(奈良漬け)もろみ、玄米ほうじ茶、アマランサス入りほうじ茶

■ 感想 高齢の女性ばかりで40K以上のたるを積み上げるなど考えられないほどのバイタリティの会社経営に感心するばかり。
当日の思いを味噌の蓋に書かせてもらい辞す。来年の今頃どんな美味しい味噌になっているか楽しみです。

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